今後の主な政治日程についてみていく。6月にはカナダでG7サミットがあり、石破総理がトランプ大統領と会い、日米関税交渉についても話し合われるとみられている。その後通常国会の会期末や東京都議会選がある。7月に入ると参院選の公示があり、選挙ムードに。7月9日にはアメリカの相互関税一時停止の猶予期限を迎える。20日頃には参院選投開票。対米関税について小泉氏は「交渉担当の自由度は縛りたくないが、農相としては安易にカードを切ってほしくない。ただ、今向き合っているのはマーケットなので、あらゆるカードは使う覚悟を持って向き合っている」などと回答。さらにコメの一時的な輸入について小泉氏は「鳥インフルエンザで生卵の供給量が足らなくなった際にはブラジルからの緊急輸入を行った。輸入については触れるだけで大変なのが農政だが、いま日本はコメが足りていないし、足りていないからこそ卸も抱え込んでいる。その状況を打破しないと価格は下がっていかない。あらゆる選択肢を考えながらできることは全部やる」などとコメントした。