スケートボードの女子ストリートで2大会連続金メダルの快挙。14歳の吉沢恋が金メダル、さらに15歳の赤間凛音が銀メダルと表彰台に10代の日本選手が2人立った。小学1年生のときに兄の影響でスケートボードを始めた吉沢。そのきっかけとなった場所は地元、神奈川・相模原市にある公園。毎日のようにこの場所で練習を繰り返していた。一方、銀メダルを獲得したのは現在高校1年生の赤間凛音。サーフィン好きの父の影響で7歳からスケートボードを始め、東京オリンピック後に行われた日本選手権では当時12歳で初優勝。ただ1年前、大会の公式練習中に着地に失敗し右の鎖骨と骨盤を骨折。全治6か月の大けがをした。しかし、そこから驚異的な回復を遂げた赤間は2か月で練習を再開。その後、パリオリンピックの切符を手にした。吉沢はすでに次のロサンゼルスオリンピックも見据えている。