今大会、10代のメダリストが続々誕生する中、平均年齢41.5歳、自称「初老ジャパン」の馬術代表が、92年ぶりに馬術競技でメダルを獲得するという快挙を成し遂げた。メンバーは最年長48歳の大岩義明、東京オリンピック個人4位の戸本一真、最年少は38歳の北島隆三。その北島に代わって最終日、リザーブから出場した田中利幸。総合馬術は、歩き方の正確さや美しさを競う馬場馬術と、クロスカントリー、そして障害物を決められた順に跳び越える障害馬術の3種目からなり、3日間にわたって行われる。最終日の障害馬術を5位からスタートした日本は、障害物を1つも落とさずに走行。逆転で銅メダルを獲得した。