フェンシングエペ男子日本代表・見延和靖とTBS・SDGs大使・堀田真由がスタジオ生出演。昭和20年創業の高村刃物製作所に見延が依頼したのは、ミシュランで星を獲得するシェフの包丁も手掛ける高村光一。見延の思いを受け「折れ剣再生プロジェクト」に参加。試行錯誤を重ね、材質の特性を活かした包丁を完成させた。最初の工程は折れた剣のカット。包丁に使用するのは根元から約18cmの部分。850℃の高温で熱しながら、何度も叩いて伸ばしていく。フェンシングの剣ならではの苦労もある。伸ばした後は包丁の形に整え、最後に研ぎを行い、切れ味を出す。表面の粗い砥石から徐々に細かい砥石へ。研ぐ前と比較すると厚さがより薄くなっている。1本1本全て手作業でフェンシングの折れた剣を唯一無二の包丁へ生まれ変わらせる。