物価上昇による影響で倒産する企業が今年は6月までですでに過去最多になっており、飲食店が苦境に立たされている。人気のラーメン店では光熱費の高騰で閉店の危機に。ラーメン店ではスープの温めと背脂の仕込み用で別々の鍋とコンロを使っており、ランチタイムはお客さんで大盛況となると、ゆで麺機で2つのコンロに火が灯り、スープの温め用のコンロは3つがフル稼働となる。全部で9つあるコンロの内7つに火が灯った状態が続き、閉店までの15時間でコンロの火が完全に消えることはない。ラーメン店では特にこのガス料金が負担となっているという。そこで店主が講じた対策がこってりスープをあっさりスープに変えることだった。