今日5年に1度の年金制度改革に関する法案が閣議決定された。法案には社会保険適用の基準となる年収106万円の壁と従業員51人以上を撤廃することが盛り込まれ、他にも在職老齢年金を見直して働き損にならないことなどが盛り込まれている。一方現在の物価高の影響で年金を上乗せしてほしいとの声が街の人達から聞かれた。ただ申請をすることで年金を上乗せできる年金生活者支援給付金というものがあり、毎年物価の変動に応じて決定される基準額を受け取れ、今年は月額5450円となっている。受け取るには世帯全員の市町村民税が非課税なことや前年の年金収入や所得の合計が88万9300円以下であることなど。対象者には日本年金機構から案内が届き、届いたものに必要事項を記入の上年金事務所などに提出することで受け取れるようになる。