長野・軽井沢町ではクマと人が共存するための取組みを20年以上前から続けてきた。その内容を広く知ってもらうためのツアーが冬限定で行われている。ツアーのスタート地点、軽井沢町の観光施設にあるスケートリンクから長野放送局・大嶋貴志アナウンサーがリポート。実際に使っているオリ、クマを追いかけるベアドッグを紹介。クマは臆病なため、追いかけられるとそのエリアには近づかなくなる。このような取り組みを続けた結果、軽井沢町によると人の住むエリアでは14年間、クマに人が襲われる被害は発生していないという。クマの生態調査をして25年以上の田中純平さんは「クマの問題は人間が原因のことが多い。身の回りについて少しでも考えてもらえるような工夫もツアーで行っている」とコメント。(中継)長野・軽井沢町。