宮内庁によると92歳を迎えられた上皇さまは、今年5月と7月の2回、心臓の検査のため入院し無症候性心筋虚血と診断され、上室性不整脈も確認された。薬物治療を受けられ、症状は比較的安定した状態で維持しているとのこと。戦後80年の今年、上皇ご夫妻は例年通り原爆の日・終戦の日など節目に黙祷するとともに、天皇皇后両陛下の「慰霊の旅」を見守られた。夏に静養した軽井沢では大日向開拓地を訪れ、満蒙開拓の歴史に触れるなど度々先の大戦と向き合われたとのこと。上皇さまはこれまで通り週3日、皇居の生物学研究所などでハゼ科魚類の分類に関する研究を続け、月に1度の国立科学博物館が主催する魚類分類研究会にもオンラインで参加されているという。さらに大阪・関西万博のために来日した、親交の深いスウェーデンのグスタフ国王や、ルクセンブルクのアンリ大公などから再会の要望を受け、仙洞御所で親しく懇談されたとのこと。きょうは仙洞御所で祝賀行事に臨まれる。
