アルツハイマー病は認知症の約7割とされ、若年性認知症は国内に3万人以上の患者がいるとされ、4年前に若年性アルツハイマー病を患った男性は何回か通っているところでもわからないことがあり、どこに自分がいるのかわからなくなると話していた。その一方で認知症の新薬「レカネマブ」が今日から発売となっていて、保険適用も認められている。症状の進行を抑える効果が認められていて、アミロイドβという神経細胞を破壊する物質を取り除く事で約3年症状の進行を遅らせるものとなっていて、軽度の認知症の人や認知症予備軍と言える軽度認知障害の人が対象となっていて、副作用として小さな出血などが12~13%の人に起きているという。また、保険適用されることで高額療養費制度などの患者負担は減るものの、専門家の岩坪威教授はもっと価格の安い・使いやすいものが出てきてほしいと言及し、五十嵐中准教授は高額な薬剤が相次いで出ていることが高額療養費の増加にある程度関与している・若い世代の保険料が増えていくことになると懸念を示している。