石川県輪島市で、ことし9月の豪雨の際に泥などで汚れた写真を、高校生がきれいに洗って持ち主に返す取り組みが行われた。輪島市内のスーパーで取り組みを行ったのは、写真の汚れを落とすボランティア活動を続けている滋賀県の高校生など12人。事前に能登地方のボランティア団体が住宅を回って預かってきた写真や、直接持ち込まれた写真など、約2万枚が集まった。高校生たちは水を使って泥を流したり、ウエットティッシュで一枚一枚拭いたりしたあと、立てかけて乾かしていた。写真は乾かして消毒したあと、新しいアルバムに貼り直して持ち主に返される。