きのう公示された衆議院選挙。石川県内でも各地で期日前投票が始まり、ことし1月の能登半島地震と先月の記録的な大雨で大きな被害を受けた輪島市にも市役所に投票所が設けられた。輪島市では前回の衆議院選挙で期日前の投票所を設けた町野支所が上まで水に浸かって使用できなくなり、代わりに今後地区の仮設住宅の集会所や小学校の体育館に期日前の投票所を設ける。ポスターの掲示にも影響が出ていて、これまで設置されていた場所の地盤が崩れたり、所有者が避難していて連絡が取れなかったりしているため前回の4割程度の60か所に減らした。投開票日については災害対応で市の職員が不足していることから県内外から応援に来ている職員が選挙の対応にあたる。