コメの安定供給に向けてきょう、小泉農林水産大臣がコメの生産者にアンケートを実施した。生産者にアンケートについて率直な意見を聞いた。コメ農家の平均年齢は68.9歳と高齢化が進み、将来的な課題も多い。政府はコメの安定供給に向けて増産に舵を切る方針だが、アンケートを通じて生産者の意向を聞き、政策にいかしたい考え。期日はきょうから7月末までで、農水省HP上で自主的に回答。柏染谷農場・染谷茂さん(千葉・柏市)が回答する様子を取材。住所、作付面積など数十問の質問。今後の農政に期待することは「若い人たちが農業をやってよかったという環境づくりをぜひやってもらいたい」、埼玉・加須市の大規模農業法人・中森農産・中森剛志代表は「この2年間、地域計画というものをやっていて、ほぼ内容は同じ。そちらを活用したらいい」とコメント。
小泉大臣がスピード重視で突き進む中、高止まりが続いている銘柄米の価格に影響が出るかもしれない変化が起きている。コメのスポット取引価格の値下がり。主に卸売業者同士で行う取引での価格のこと。流通全体に占める割合は小さいが、ある卸売関係者によると銘柄米のスポット取引価格がここ2週間ほどで3割以上下がっている。流通経済研究所・折笠俊輔主席研究員は「備蓄米が出回り、銘柄米の需要がサガリ、スポット価格が安くなっている。1か月後に4000円を切る可能性がある」と指摘。
小泉大臣がスピード重視で突き進む中、高止まりが続いている銘柄米の価格に影響が出るかもしれない変化が起きている。コメのスポット取引価格の値下がり。主に卸売業者同士で行う取引での価格のこと。流通全体に占める割合は小さいが、ある卸売関係者によると銘柄米のスポット取引価格がここ2週間ほどで3割以上下がっている。流通経済研究所・折笠俊輔主席研究員は「備蓄米が出回り、銘柄米の需要がサガリ、スポット価格が安くなっている。1か月後に4000円を切る可能性がある」と指摘。