実は今、日本の魚介類の消費量が過去最低となっている。カルビが看板の東京・小平市の焼き肉店「ワンカルビ花小金井店」ではランチタイムから肉を食べるパワフルな70代。先週公表された水産白書によると1人当たり魚介類の年間消費量は2001年度のおよそ40キロをピークに下がり続け、2011年度に肉類の消費量が逆転。2022年度はピーク時の半分ほどの22キロにまで減少し、調査を始めた1960年以来、過去最低となった。ランチタイムはつじ半日本橋本店ではすぐに満席となるが、客の8割から9割がインバウンド。外国人に魚が人気な一方、日本人に進む魚離れ。農林水産省の調査によると魚介類をあまり購入しない理由は肉類を家族が求めるからが45.9%で最も多く、ほかに価格が高い、調理が面倒など。
FISH A WEEK週一魚四谷店のメニューはサバを使ったアジアンテーストなカレーや、カツオだしを効かせた和風なのにスパイシーなサワラの西京焼きなど、週1回は魚を食べてほしいと調理法や味付けも工夫している。農水省は魚の消費を増やすには健康面など魚介類のプラス面を情報発信することが必要だとしている。
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