農林水産省は、今年度に国が輸入するバターの輸入枠を最大約1万トンとしていたが、新たに4000トン追加することを決定した。業務用を中心にバターの需要が伸びる一方で、3月末時点のバターの在庫量は、去年の猛暑の影響で前年より少なくなっている。坂本哲志農林水産大臣は「昨年の猛暑による生乳生産への影響から、バターの在庫は低い水準で推移。本年も猛暑となった場合でも、安定供給に支障をきたさないように輸入枠を追加する判断をした」などと述べた。追加で輸入枠が設定された分は、来月中に入札予定。
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