農林水産省はきょう、ことしのコメの出来についての作柄予測を発表した。作柄予測は、都道府県ごとにコメの出来を去年と比較するもので、ことしは青森県1県のみが、5段階中で最もよい「良」の見込み。その他、気温や適度な雨に恵まれた北日本と関東の一部の11県が去年よりよい「やや良」で、31都府県が去年と同等の「平年並み」の見通し。「やや不良」は、長崎、佐賀、宮崎の3県のみで、田植え後の日照不足などの影響があった。ただ、去年のこの時期の発表でも、新潟県などで大きかった高温被害の影響を予測できておらず、より精度の高い分析結果は、10月中旬ごろに発表される予定。