農林水産省はことしの新米について出荷団体と卸売業者が売買する際の相対取引価格が、10月は60kgあたり2万3820円だったと発表した。調査を開始した2006年産以降の最高値を更新している。農水省は米の品薄の影響による新米の集荷競争が続いていることや、農協が米を出荷する際に農家に支払う前払い金、いわゆる概算金を追加で引き上げたことが要因だと分析している。一方同時に発表された今年の新米の全国の作況指数は平年並みの101で予想される収穫量は前の年と比べて大幅に増加し679万2000tとなる見通し。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.