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「農水省」 のテレビ露出情報

消えた21万トンなど一連の米報道についてのスタジオ解説。当初は新米が出れば落ち着くという話もあったが、コシヒカリの小売価格は12月で4018円といまだ高値が続いている。小川教授によると、コメは順調に採れたが集荷競争が起きているから高値が続いているとのこと。米業者はこの時期は新米と古米あわせたものを使って流通させるが現在古米が在庫不足になってしまっている上、コメの確保競争も激化している。米業者の中でも高すぎると思いつつも仕入れなければならない状況になっているそう。また一般的なコメの流れとしては、生産者→集荷業者→卸売業者→小売店→消費者というもの。
2023年から2024年にかけて、コメの生産量は+18万トン、集荷量は-20.6万トン。なぜ生産量は増えているのに集荷量は減っているのか。この消えた21万トンについて農水省も問題視し調査に乗り出していて、江藤農水大臣は「何処かでスタックしていると考えざるを得ない」と述べている。消えたコメについて小川教授は「集荷量はあくまで農水省の調査の範囲。調査範囲外の中小規模の集荷業者がコメを集めているのだと思う」とコメント。さらに高値については「信用に繋がるから無理してでも卸はコメを集めるし、プレーヤーも増えているので競争が激化して高値が続いている」と解説した。
農水大臣はどこかにスタックしていると話しているが、卸売業者は余分にストックするのは難しいと話しているそう。ただこれまで参入していなかった業者が現れて確保している可能性があるともコメントしたそう。また農水省は先週備蓄米を放出する方針を決定。1年以内に同じ量を買い戻すことを条件に集荷業者に備蓄米の一部を売り渡すというもの。備蓄米とは不作災害などの緊急時に備えて国が保有するコメで、約100万トン保有している。これまでは生産が大きく減った時などに放出されていて、流通の不調を理由とした備蓄米の利用は初。また条件付き放出なのは、コメ全体の供給量を増やし価格を正常に抑える狙いがあるから。
なぜこのタイミングでの備蓄米放出なのか。小川教授によると、「消費者としては高値が続いている心配、生産者としては米離れに繋がる心配、卸業者としては高値で買って高値で売り抜けるかの心配。それぞれの心配がある中で、民間のコメ輸入が増加し、輸入米が国内需要に影響することを懸念したタイミングではないか」「放出により集荷競争は収まってくるのでは」とのこと。「流通のやり方も考えなきゃな時代かな」とスタジオではコメントがされた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年5月31日放送 0:00 - 0:45 フジテレビ
FNN Live News α(ニュース)
小泉農水大臣はきょう、横浜市の備蓄米倉庫を訪れ2021年産の備蓄米の保管状態などを確認した。午前10時から始まった随意契約では、2021年産の備蓄米について精米設備のあるコメ店に2万t、中小の小売業者に6万tの合わせて8万tが売り渡された。店頭価格は5kgあたり1800円程度と試算している。また、小泉大臣は全国銀行協会の半沢会長と面会し、随意契約で手を挙げた[…続きを読む]

2025年5月30日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
ニュースウオッチ9(ニュース)
随意契約で売り渡された令和4年産の「古古米」は明日から店頭に並ぶこととなる。一方、令和3年産の「古古古米」はきょうから購入申請の受け付けが開始となった。小泉農林水産大臣は令和3年産「古古古米」などの保管状況を視察した。現在は5キロ4,000円前後の価格帯中心に販売となっており、比較的安いコメのニーズが高まっているという。今回の申請の売り渡しで対象となる「古古[…続きを読む]

2025年5月30日放送 16:54 - 17:05 テレビ東京
ゆうがたサテライト(ニュース)
中小小売向けの備蓄米は古古古米をで店頭価格5キロ1800円程度を予定している。アイリスオーヤマはあすから一部店舗で販売する。

2025年5月30日放送 16:48 - 18:50 テレビ朝日
スーパーJチャンネル(ニュース)
小泉進次郎農水大臣は2021年産の古古古米をめぐり、街のコメ店や中小のスーパーを対象にすると言及している。今日から随意契約の新たな申込受付が始まっているが、条件は精米能力を有する米穀小売店と年1000~1万t未満の取扱実績を持つ中小小売業者となっている。一方で入札は1000tが最低条件となっていて、静岡のヒバリヤというスーパーで話を伺うとハードルがまだまだ高[…続きを読む]

2025年5月30日放送 15:50 - 19:00 日本テレビ
news every.(ニュース)
農林水産省によると、4月の新米の販売価格はスーパーなどの小売業者向けでは前年同月比187.3%約1.9倍となった。一方「競争入札」による備蓄米の放出で3月に行われた最初の放出から今月11日までの間に卸売業者がスーパーなどの小売業者などに販売した量も公表され、この期間に放出された備蓄米21万トンのうち4万トンにとどまった。備蓄米の売り渡し方法は今週月曜日から随[…続きを読む]

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