備蓄米の放出を巡り、農林水産省は2回目の入札を今月26日に始めると発表した。今回放出される備蓄米はおよそ7万tで1回目で落札されなかったおよそ8800tが含まれる。大手の集荷業者を対象に今月26日から28日に入札を行う。銘柄別では山形県産のはえぬきで2024年産がおよそ7400t、2023年産が8800tの他、福島県の天のつぶや富山県のコシヒカリなど35品種が放出される。来月中旬以降に落札業者に売り渡す予定で、卸業者を経て順次店頭に並ぶ見通し。1回目はおよそ14万2000tが落札され昨日から落札業者への引き渡しが始まったが、2回にわたる放出が販売価格の動向にどう影響するかが焦点。