農林水産省担当の新倉記者がコメの値段について解説する。備蓄米が放出されてもコメの値段が高止まりしている背景には、米の価格が下がりすぎないようにコメの生産をギリギリに抑えきた政策がある。そのためコメ不足になっても生産者や農地が減少する中、簡単に生産量を増やすことが難しく、増やせたとしても需要が減りコメが余ることで価格が下がり、生産者は稼ぐことができないという現状がある。農林水産省はこうした課題の解決に向けて新しい指針となる「農業基本法」をとりまとめ「生産者が持続的に稼げる仕組み」を強く打ち出した。中でも“コメの輸出を増やす”という目標が注目され、国内で供給不足になった際に拡大した輸出分を回す狙いもある。農林水産省は小規模業者や生産者に範囲を広げ流通実態調査を行っていて、調査結果は来週発表される見通し。