トランプ大統領の日本に関する発言を検証。2日には「日本では自動車の94%が日本製だ」と発言。日本自動車輸入組合によると昨年の輸入車の国内販売は22万台で新車販売全体の約5%。内訳はドイツのブランドが上位でアメリカのブランドは下位。自動車販売関係者は「そもそも米国メーカーは日本市場のニーズを取り込めていない」と指摘している。さらに同日トランプ大統領は「日本は米国産のコメに700%の関税をかけている」と主張。実際、直近の米国からの輸入は220%の関税にとどまっている。最後に「日米安保条約は不公平だ」というトランプ大統領の発言について検証。在日米軍基地はアメリカ軍がインド太平洋地域で活動を行う上で重要な拠点となっており、防衛省は「全体として見れば双方の義務のバランスはとられている」と主張している。