小泉農相は米販売店やスーパーへ足を運び話を聞いて回った。きょうは札幌市でコメ生産者や卸業者などと面会。就任会見で備蓄米の売り渡しについて言及した。これまでの競争入札とは違い、政府が契約先を任意で決める随意契約。政府が販売価格を決められるため、これまでの落札価格より販売価格が低く設定されれば備蓄米の店頭価格も下がる可能性がある。決定までの過程が見えにくいため透明性の確保が求められる。きのう番組に出演した小泉農相は5キロ2000円になるよう、売り渡し価格を設定する考えを明らかにした。農水省は週明け月曜日に方針・売り渡しの方法について説明会を開く。元農水省・奥原正明氏は政府全体で取り組む姿勢が必要だと指摘する。