きょう江藤農水大臣は、総理からの指示で夏まで毎月政府備蓄米の売渡を実施する、7月まで4回やることになると発表した。宇都宮大学 松平尚也助教授は、コメの価格が下がらない現状への政権の焦りがあると指摘した。また夏までにどれだけ放出するかまだ述べられていないが、仮に10万トンずつ放出すると37万トンくらいしか残らなくなってしまう。全体の供給量が増えないと備蓄事態が減ってしまう状況が予想されると話した。大手スーパーイオンでは独自のブレンド米を発売する動きも。アメリカ産米が8割・国産米が2割の「二穂の匠」というブレンド米で、4月10日ごろより順次発売、4キロで税込み3002円となっている。備蓄米とはっきり表明して販売しないことについてJAは、流通・消費者の混乱を避けるためと説明している。