神奈川県逗子市の小学生が作った防災アプリ「ずし防くん」。地図をクリックするとがけ崩れや浸水箇所の危険な場所や避難場所の情報をみることができる。このアプリはことし9月1日、防災の日にリリースされた。プロジェクトに参加したのは、4年生から6年生までの18人。自ら独自取材した情報をアプリに盛り込んだ。逗子葉山高校はグラウンドについては「グラウンドが広く多くの人が避難できる。給食室で料理ができる」との情報が入っている。逗子市は津波や土砂崩れなどが想定されている。相模トラフで地震が起きた場合、逗子地区の津波想定は最大10.4m。到達時間予測は11分となっている。小坪小学校5年の北川くんと伊藤くんは、下校途中などに町の情報を集めている。道路では避難場所への誘導表示が消えているのを発見した。