TVでた蔵トップ>> キーワード

「FOMC」 のテレビ露出情報

高島さんはドル円予想レンジを143.75円~146.75円とし、「まだ不確実性が低いので広めにとったほうが良いと思う。昨日はアメリカの株・金利共にやや落ち着きを取り戻したが、リスクオンになると全体的にはドルが安くなる可能性があるので、ドル円がそれに追従するかというのがポイントだと思う」と話した。また、注目ポイントには「円キャリー巻き戻しの背景と円高の行方」と挙げ、「今回のドル円下落は基本的に2つの要因があると思う。1つは日米の金利差縮小。つまり先週日銀が追加利上げを決定したことに加え雇用統計下振れもあり、9月のFOMCでFRBが金融緩和を開始することが確実視される状況になったこと。もう1つはう不確実性の高まり。アメリカなどで景況感が悪化する中でバイデン大統領の選挙戦撤退で11月の大統領選が不確実性の高いイベントになってきた。こうした中で今年パフォーマンスの良くない海外のファンド勢において夏休暇前にポジション量を削減する動きが出た。そうした中で世界的に流行していた円キャリーの巻き戻しが激しくなったということだと理解している。ドル円は日米短期金利さが5%ほどまで開くと、これまでは円安が進む傾向にあった。今回は実際の金利差はまだ5%を下回っていないない。一方で投機筋は金利差によるキャリーのメリットと価格変動のブレ・ボラティリティの双方を加味しながら円キャリーのポジションを構築していく。ボラティリティは彼らがポジション量を決める際の重要な要素となる。3か月の日米金利差をドル円のボラティリティで割ったものをみてみると、金利差はまだ大きく変化していないが世界的な不透明感の高まりを受けたボラティリティ上昇がこの比率を最近50%を下回るまで押し下げてきた。とは言え1998年や2002年・2007年のようにドル円が下落トレンドに転じた時は比率が少なくとも40%を下回っていたときだった。1つの仮説だが、2022年以降の日本政府による円買い介入の影響があると私は考えている。停留部分での需給環境を変化させ、トレンド転換を前倒しさせたり、トレンドが転換した後に値幅を大きくする傾向があるんじゃないかと思う。今回は2022年以降の円買い介入は25兆円近くに達しており、これは過去1年間の貿易赤字の5倍以上にあたる。こう考えると今回のドル円急落もある程度納得感が出てくると思う。今後生じうる金利差の縮小も考えると、過去3年余り続いた円安相場が重要な転換点を迎えたというのが私の認識。ここからはドル円は戻り売りが基本になると思う」と話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年6月19日放送 22:00 - 22:58 テレビ東京
ワールドビジネスサテライト(ニュース)
FRB(連邦準備制度理事会)は金融政策を決めるFOMC(連邦公開市場委員会)を開き、政策金利を据え置いた。利下げの見送りは4会合連続。同時に発表した経済見通しではインフレ率の予想を前回の会合から引き上げた一方、今年の利下げ回数の見通しを2回で維持した。関税の影響は「夏にかけてさらに表れる」と予想し、関税政策の影響を見極める考えを改めて示した。トランプ大統領は[…続きを読む]

2025年6月16日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテ(ニュース)
16日、国内では日銀緊急政策決定会合が始まり、植田総裁の発言に注目が集まる。カナダ・カナナスキスでG7サミットで議論が始まる。世界経済の見通しなどが議題になる見通し。17日、アメリカではFOMCが開かれる。政策金利は据え置かれる見通しだがパウエル議長の発言が焦点。18日、国内では5月貿易統計や訪日外国人客数が発表される。19日、アメリカ市場は休場。20日、国[…続きを読む]

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.