きのうは、FRB(連邦準備制度理事会)・パウエル議長の発言機会があり、政策金利を当面の間、現在の水準で維持する考えを示した。野村証券・池田雄之輔さんは「2%と言うインフレの目標に対しての進捗が手間取っている、次の政策変更が利上げにならない」と話した。利下げへのトーンについては「特に変わっている印象はない、7月のFOMC(連邦公開市場委員会)での利下げの可能性も引き続き検討しているのではないか」と話した。株式市場の反応については「景気がいいときは株式市場も大きく心配はしない、一方でガソリンが上がってきたとなると消費に悪影響を及ぼす、5月末からドライブシーズンに入るためガソリン価格に注意が必要」と話した。