内田稔さんはドル/円予想レンジを156.70円~157.50円とした。注目ポイントは「米中の中銀イベント」とのこと。FOMCでは利下げ方針は維持されるものの、中央値は5.1%となり直後はややドル高が進む展開とみている。日銀は何らかの国債買い入れ減額を決めるみていて、介入警戒感を踏まえると160円に迫る展開は回避と予想。今後は慎重に判断していくとの姿勢が示され、円安期待を封じ込めることは難しそう。週末のドル円は、現在よりややドル高円安で着地すると予想しているとのこと。ほかにもパウエル議長の利下げに対するスタンスや、2025年以降のドットチャート、植田総裁の記者会見で利上げに対するヒントの有無と注目点が多いため、色々なシナリオを想定して望まなくてはいけないという見解。