アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は7日、政策金利を0.25%引き下げることを決めた。物価高が落ち着きつつあることから4年半ぶりの利下げを決定した9月に続き2会合連続の利下げ。FRB・パウエル議長は「インフレ率を目標の2%まで持続的に下げることができると引き続き確信している。当面、選挙結果によって政策決定が影響を受けることはない」と述べた上で、今後の利下げは最新データを検討し会合ごとに決定するとした。また、トランプ氏から辞任を求められたとしても自ら辞任しない意思を示した上で、法的にも解任されることはないとの見方を示した。