自動車教習所・自動車運転外来・健康診断で運転能力の評価をする取り組みが進んでいるが、まだまだ普及していない。一つの理由として高齢者が自分の運転に自信を持っていて、なかなか測定しようという気持ちにならないという背景がある。免許返納の件数は2019年、池袋の暴走事故が起きた年をピークにその後は減少傾向にある。地方部においては車の運転ができないと生活そのものが成り立たないことがある。年を取れば取るほど運転技能の高低の差が広いので、年齢だけでは決められないので「〇歳なのに運転?」という言い方は避けるべき。自身は運転に自信がある方が多いので、ポジティブな声がけをした方が良い。
