沖縄本島北部の今帰仁村に誕生する大規模テーマパーク「ジャングリア沖縄」が、あすグランドオープンを迎える。沖縄観光のさらなる起爆剤として期待されているが、その全貌が公開された。元々ゴルフ場だった場所に作られたテーマパークは、アトラクションの建物を複数建てその中で楽しむ従来のテーマパークとは違い、自然の中に溶け込ませることに力を入れたという。沖縄北部は空港がある那覇からは遠く、知られた観光地が少ないエリア。これまで何度かテーマパーク建設の計画が持ち上がったが、実現には至らなかった。その頃から関わり続け、北部経済の発展のためという思いを10年以上持ち続けていたのが、ジャングリアを手掛けた森岡毅CEO。目指すのは北部に観光業の要を作り、需要を喚起すること。すでにジャングリアにつながる道路の整備が進んでおり、数年後には都市部から新たな道路がつながる予定。森岡CEOは「高速道路や鉄道、空港などが北部に整っていくためには、まず北部に人が集まる需要を作らないといけない。このテーマパークがうまくいけば、変化の起点にはなれるだろう」などと語った。需要を呼び込む売りの一つとなるのが、大自然と恐竜の共演。リポーターが案内されたのは、恐竜の再生を担う施設。そこでは何やら緊急事態が起こっていた。