栃木の那須高原では、牧場だけでなく競馬関連の産業が盛んとなっている。現在栃木県内に競馬場はないが、那須塩原市に地方競馬の騎手を養成する施設がある他、宇都宮市には装蹄師と呼ばれる馬の蹄を守る職人を育てる教育施設がある。そうした中、装蹄師として海外でも技術を認められた人がいる。装蹄師の柴田将史さんは、競馬の騎手を養成する那須塩原市の施設で馬の蹄を守る仕事を担っている。体重約500kg、時速70kmもの加速度で全力疾走する競走馬は足や蹄に大きな負担がかかる。このため、競走馬の蹄には蹄鉄と呼ばれる装具が欠かせない。柴田さんは1頭1頭の蹄の大きさや形などに合った蹄鉄を作って装着させ、馬の健康を守っている。柴田さんの腕前は国内外で認められている。一昨年、装蹄師の技を競う全国大会に出場し優勝。去年はアメリカで開かれた世界的な大会にも出場し、部門別で日本人としては初の入賞を果たした。柴田さんが高く評価されたのは、蹄鉄を正確に作る技術。制限時間内に鉄やアルミなどの素材を何度も熱しながらハンマーで叩き形にする。蹄鉄作りには馬の体調や骨格を見極める観察眼や判断力が欠かせない。左右で骨格差がある時は蹄鉄の厚みを変えて高さを合わせている。
柴田さんが今力を入れているのは後進の育成。強靭な力を持つ馬からは蹴られたり噛みつかれたりすることもあり、馬の気持ちを探りながら正確に蹄鉄を装着させなければ馬のけがにも繋がってしまう。馬も人も安全に作業を行うためには、後輩たちが基礎をいち早く覚えて正確に蹄を管理出来るようになることが最も大切だと考えている。装蹄師は重労働で慢性的に人手不足という現場も少なくなく、柴田さんの母校の教育施設でも来年から募集定員を増やすなど、業界全体で後進を育成しようという機運が高まっている。その中で柴田さんも宇都宮の母校で学ぶ後輩たちの実地講習を受け入れている。さらに去年からは自ら提案して各地の競馬場にも出向いて、若手の装蹄師の指導に取り組んでいる。
柴田さんが今力を入れているのは後進の育成。強靭な力を持つ馬からは蹴られたり噛みつかれたりすることもあり、馬の気持ちを探りながら正確に蹄鉄を装着させなければ馬のけがにも繋がってしまう。馬も人も安全に作業を行うためには、後輩たちが基礎をいち早く覚えて正確に蹄を管理出来るようになることが最も大切だと考えている。装蹄師は重労働で慢性的に人手不足という現場も少なくなく、柴田さんの母校の教育施設でも来年から募集定員を増やすなど、業界全体で後進を育成しようという機運が高まっている。その中で柴田さんも宇都宮の母校で学ぶ後輩たちの実地講習を受け入れている。さらに去年からは自ら提案して各地の競馬場にも出向いて、若手の装蹄師の指導に取り組んでいる。
