関税措置を巡る米中高官の貿易協議2日目が始まった。ベッセント財務長官は、互いに引き下げた追加関税のうち24%の停止期限を3か月間延長できるという見通しを示していて、焦点の1つとなっている。
協議では農産品の輸出拡大をテーマに中国側に市場開放を求める構えのアメリカ。複数の外交関係者によると、台湾の頼清徳総統は来月中南米を訪れる際アメリカに立ち寄る計画だったが見送りになったという。中国が計画に反対する中、米中の交渉への影響を意識したのか、トランプ政権が頼総統の立ち寄りを認めなかったと報じられている。
一方で、初日の協議が行われた日、トランプ大統領から「2次関税」という言葉があった
。ウクライナ侵攻を続けるロシアの製品を輸入する国に対し関税を課すというもので、制裁的な意味合いがあるとみられる。中国はロシアから原油や天然ガスを輸入していて、今回の協議でも議論が行われているものとみられる。トランプ大統領はロシアが停戦に応じない場合、こうした2次関税を課すとした期限を約1か月前倒しする意向を表明した。貿易協議について中国は「会談は継続中」としている。
協議では農産品の輸出拡大をテーマに中国側に市場開放を求める構えのアメリカ。複数の外交関係者によると、台湾の頼清徳総統は来月中南米を訪れる際アメリカに立ち寄る計画だったが見送りになったという。中国が計画に反対する中、米中の交渉への影響を意識したのか、トランプ政権が頼総統の立ち寄りを認めなかったと報じられている。
一方で、初日の協議が行われた日、トランプ大統領から「2次関税」という言葉があった
。ウクライナ侵攻を続けるロシアの製品を輸入する国に対し関税を課すというもので、制裁的な意味合いがあるとみられる。中国はロシアから原油や天然ガスを輸入していて、今回の協議でも議論が行われているものとみられる。トランプ大統領はロシアが停戦に応じない場合、こうした2次関税を課すとした期限を約1か月前倒しする意向を表明した。貿易協議について中国は「会談は継続中」としている。