17日、宮崎・都城市の乙房小学校で講演を行ったのは語り部活動を行う藤田悦子さんで、小学6年生38人にみずからの体験を語った。当時、藤田さんは「国のために命を惜しむな」と教えられたことや、市内の飛行場からも特攻隊員が出撃したほか、ニューギニアに出征した自分の父親も餓死するなど、戦争により多くの命が犠牲になったことを伝えた。その上で「戦争は何もよいことはない。日本は80年近く戦争で人を殺していない。この時代が続くために戦争を知り、どうすべきか考える大人になってほしい」と語りかけていた。
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