台湾の最大野党・国民党の鄭麗文主席は、今月7日~12日まで中国を訪問する予定で、国民党トップの訪中は2016年11月以来となる。中国政府で台湾政策を担当する台湾事務弁公室の張カン報道官は、国民党と共産党の交流と対話の強化は台湾海峡の平和と安定を守り、関係の平和的発展の推進に重要で積極的な影響を与えると述べた。92年コンセンサスを堅持し台湾独立に反対するという共通の政治的な基礎のもとで国民党を含む台湾の各政党や団体などと交流や往来を強化したいと期待を示した。92年コンセンサスは、1992年に中国と当時の台湾の国民党政権が”中国大陸と台湾は「1つの中国」に属することを確認した”とされるもので、中国は台湾との対話の前提条件としている。国民党の鄭麗文主席は堅持するとしている一方、台湾の民進党政権は存在を認めておらず、中国としては台湾独立派とみなす民進党政権を改めて牽制した形。
