今年は給料が上がるのか専門家に聞いた。チーフ日本経済エコノミストの酒井才介氏は「給料は上がる」という。大企業は5%弱、中小企業でも2〜4%上がるのではとし、景気が回復する訳ではないが、人手不足で給料を上げざるを得ず、日本に賃上げのモメンタム(勢い)があるという。また経営評論家の坂口孝則氏も「給料は上がる」とし、大企業は5%、中小企業は2〜3%上がるのではないかとした。理由として景気が回復する訳ではないが、人手不足で給料を上げざるを得ず、値上げが浸透してきた為としている。給料が上がっていく兆しが見えてきている中で、それ以上に物価高が上がっていくと、それは回っていかないということになる。物価高以上に賃金が上がるとなると、物価高はどうなるのか。値上げ率で見ると冷凍食品などの加工食品や菓子、酒類・飲料は16〜23%アップしそうだ。要因として原材料の高騰、物流費の増加、人件費の増加がある。