今月のインタビューで、田中将大はジャイアンツでの3勝について振り返った。田中さんのジャイアンツに来てからの1勝は、もう投げられなくなるかもしれないという不安の中で586日ぶりの勝利だった。5,6月が特に苦しい時期で、試行錯誤を続けていたという。今年4月、初勝利から2週間後のDeNA戦では2回6失点、日本復帰後では最短での降板となった。5月、ジャイアンツ球場に田中さんの姿はあった。開幕から1ヶ月での2軍降格、田中さんは「打たれてることが全て。良ければ抑えれている。」など苦しい胸の内を語った。田中さんは18歳の時、ドラフト1位で楽天に入団。2013年に24勝0敗、球団初の日本一に導くなど、数々の伝説を作ってきた。2014年にヤンキース入団、メジャーリーグに挑戦し、7年間で78勝を積み上げた。そして2021年、再び日本に戻り3年間で20勝を上げた。しかし、2024年は手術した右肘の影響もあり、登板はわずか1試合、プロ初の0勝となった。そんな田中さんを今年2軍監督を務めた桑田真澄さんは見守っていた。かつてのジャイアンツのエースだが、現役時代に靭帯断裂、2年のリハビリを余儀なくされ、復帰を目指し2軍グラウンドを走り続けた。桑田さんは「僕も経験しているが、晩年はなかなかうまく勝てない。マー君もいいピッチングをした時も勝てなくて、苦しいなと思いながら見てた。」などと語った。桑田さんは田中さんに、アウトローのストレートを磨くという投手としての原点を伝えたという。一方、久保康生コーチは別の見方をしていたという。
