今月行われる立憲民主党の代表選挙をめぐり、現職の泉代表は「ようやく(推薦人の)メドが立って、明日(6日)出馬会見をいたします。本当に胸を借りる戦いになるし、そしてチャレンジャーだと思います」と述べた。泉代表は再選を目指して出馬に強い意欲を示していたものの、3年間の泉体制での指導力不足などの懸念から20人の推薦人確保に難航していた。代表選には、すでに枝野前代表と野田元総理大臣が立候補を表明している。野田元総理大臣はきのう、日本テレビの番組「news every.」に出演し、次の衆議院総選挙では小選挙区で与党の候補者に勝てるのであれば、立憲の候補者をおろす可能性もあると述べた。野田元総理は「(立憲候補を降ろして他党に譲ることは?)場合によってはあると思いますね。よく世論調査などを見て我々の方が(候補を)おろした方が間違いなく小選挙区で他党が勝てるということならば、それは政権を狙いにいくわけですから、個別の選挙区の事情でなく全体での判断が必要になってくると思います」と述べたが、自らの党の候補者をおろす可能性に言及することは、党内から反発を招くおそれもある。