石破氏は選挙戦後、早期に解散総選挙に打って出ることを匂わせているという。これまで自民党内で浮上してきたスケジュールは、10月1日に首班指名で総理大臣になったらすぐさま組閣をし、4日に所信表明演説を行う。7~9日で衆参代表質問を行う。そこで解散して15日に公示、27日に投開票という案が出ていた。ただ、国会での論戦も必要だという発言もしているため、代表質問の後に衆参予算委員会をやるか、党首討論の可能性が浮上してきたという。それをやった上で29日公示、11月10日投開票が有力になってくるという。浅野さんは、石破氏はこれまで経験したことがない派閥なき政権運営に直面することになる。そういう意味で最初のカギは人事だという。総裁選で戦った8人について、石破氏は「それぞれの最もふさわしい役職をお願いするのは当然」と述べている。幹事長に関しては選挙に勝てる人と言っている。