デスクの高田圭太さんとともに石破首相の選挙戦略について伝えていく。石破首相は裏金問題で処分された議員をめぐり、非公認より重い処分を受けた人・政倫審で説明責任を果たしていない人・地元での理解が十分に進んでいない人を対象に公認を出さない方針となっている。選挙における非公認をより重い党員資格の停止状態にある西村康稔元経産相・下村博文元文科相・高木毅元国対委員長と、説明責任を果たしていないとして萩生田光一元政調会長・三ッ林裕巳衆院議員・平沢勝栄元復興相らとなっている。武田良太氏・松野博一氏は政倫審に出たことから今後の対応は不明となっている。立岩さんは自民党の対応を伝える状況となることで、野党はなかなか報じられない状況となると紹介。高田さんは野党側も政治改革を焦点にしているので野党側にもわたりの船ではないかと紹介。また、石破首相は非公認とならなかった議員についても比例代表との重複立候補を認めない方針を打ち出している。政治家は公認を受けることで政見放送を行うことができ、ビラを多く配ることも可能となるだけでなく、比例重複で復活できるのも特徴となる。比例重複とは小選挙区で敗れても政党への投票で当選できる仕組みであり、問題を抱える議員をこれの対象にしない形となる。前回比例のみで当選していた杉田議員は山口県連中国ブロックの単独候補として党本部に公認を申請しているが、政倫審には出席しておらず地元での理解度も不明瞭となっている。FNNの世論調査では裏金議員は公認すべきではないが47.4%となっているが、説明責任の後公認という意見も42.5%などとなっている。高田さんは比例で得票を得るために裏金議員を比例に載せない狙いがあるのではないかと紹介している。