午前9時半過ぎ官邸に集まった石破内閣の閣僚たち。日米関税合意を報告。手元の紙を読み終えると顔を上げ、石破首相は「今後も国家国民のため世界のため頑張ってまいりましょう」など述べた。続いて険しい表情で石破首相が向かったのは与野党党首会談。日米関税合意の内容を説明するため、石破首相自ら招集したという。約1時間後石破首相は「有益なご指摘をいただいた」など述べ、進退については何も説明しなかったという。野党側、立憲民主党の野田代表は「地雷原をいっぱい感じた」などコメント。野党の党首からはアメリカとの正式な合意文書を作るべきなどの指摘が相次いだという。ただ、進退についての受け止めは野党でそれぞれ。立憲民主党の野田代表は「あいまいだった」などコメント。国民民主党の玉木代表は「いつまでやるのか聞いて、進退に関わることは言っていないんだけどなあということを言っていた、続投への意欲を感じた」など述べた。共産党の田村委員長は「やめません」と聞いた。これまでに一切揺らいでいない続投の意思。ただ、退陣を望む声は身内からも増している。自民党の中堅若手議員が所属する自民党青年局。そのトップはきょう党幹部森山幹事長のもとへ。中曽根康隆議員は「責任は極めて重くそのけじめを強く求める。体制の刷新、自民を含めた言葉」