日本維新の会の吉村代表は自民党の高市早苗副総裁との会談で、副首都構想を持ちかけた。両党の会談前、野党3党の党首が、一堂に会した。立憲民主党の野田代表は日本維新の会、国民民主党と組めば、決選投票で政権を奪えるという青写真を描いている。だが、国民民主党の玉木雄一郎代表は安全保障の分野で意見の隔たりがあると感じたという。3党の話し合いは、いったん、幹事長レベルまで戻し、16日以降も続けるという。高市総裁は野田代表と約20分会談し、国民民主党の玉木代表には協力を求めたとされる。玉木氏は幹部同士で合意した「年収の壁」引き上げなどが十分遂行されていないことが引っかかったという。維新が目指す「副首都構想」をめぐっては反対する公明党が連立を去ったことで、ハードルが下がっているといえる。