立憲・野田代表は「総理は政治とカネのけじめはついたと考えてるのか?」と質問。高市首相は「第三者である検察による厳正な捜査が行われ、法と証拠に基づき刑事事件として取り上げるべきものは立件されてきた。また外部の弁護士を交えた聞き取り調査や当事者自身による会見などでの説明等、関係者による事実関係の把握、解明の努力が進められた。それぞれの議員が丁寧に真摯に説明責任を尽くしたものと考えております。大切なことは二度とこのような事態を繰り返さないということ。政治とカネの問題には厳しい姿勢で臨み、ルールを徹底的に順守する自民党を確立する覚悟でございます」などと答えた。続いて野田代表は食料品消費税ゼロ実現について質問。高市首相は「内閣としては物価高対策としてすぐに対応できることをまず優先すべきと考えている。その上で消費税率の引き下げについては事業者のレジシステム改修等に一定の時間がかかる等との課題もある」などと答えた。さらに野田代表は給付付き税額控除の制度設計について質問。高市首相は「中低所得者の負担を軽減し、所得に応じて手取りが増えるよう給付付き税額控除について、早期に制度設計に着手致します」、「様々な論点について早期に検討を進み、給付付き税額控除の実現を目指して参ります」と答えた。
