石川・金沢市の湯涌温泉で、冬に積もった雪を氷室と呼ばれる小屋に保管し夏に取り出す夏の風物詩「氷室開き」が行われた。氷室開きは江戸時代に加賀藩が冬に積もった雪を氷室と呼ばれる小屋に保管し、夏に切り出して徳川家に献上したことに由来する行事で、毎年この時期に行われ金沢の夏の風物詩として知られている。雨が降る中での開催となったが、氷室の前には多くの観光客などが集まり、雪を切り出す儀式などを見守っていた。取り出された雪は、江戸時代に加賀藩の屋敷があった東京・板橋区や目黒区などに送られる。訪れた人のコメント。地震について言及。