石川県七尾市にある旧岩穴地区の森田さんは築270年ほどの古民家で、いろりの火を消えないように守り続けている。江戸時代から300年以上守り続けているとされる。昔は1度火が消えると大変だったため火を守っていたという。また集落の各家庭が火を守り協力する風習があった。風習が無くなった今も森田さん1軒だけが守り続けている。森田さんは埼玉出身で、妻の実家の風習を気に入って引き継いでいる。火種はオイルランプで管理しカメラを使ってスマホでチェックできるようにしている。月に2回ほどオイルを補充しに行く。緊急時には近くに住む親戚や友人が協力できるようにしている。後継者問題があるため協力してくれる人たちもおり、珠洲市の炭焼き工房、金沢市の薪ストーブ会社などでこの火種が燃えている。
