明治安田生命はミュトスに対応する特別チームを起ち上げた。対応を急ぐ背景には金融庁からの要請があった。5月下旬、国内の金融機関に最先端のAIによる攻撃への対応策の検討を指示、防御できな事態を想定し予め金融機関のシステムの停止も選択肢として検討するよう求めるものだった。恐れているのはサイバー攻撃だけではない。ミュトスがシステムの弱点を大量に発見し修正に手が回らなくなる事態だ。体制の見直しを急ピッチで行い優先順位を付けて対策を進めていく方針。NECが開発したシステムは金融機関や官公庁など機密性の高い情報を扱う組織で使用されている。サイバー攻撃により強いシステムを作るために最先端のAIを組み入れたいと考えていた。4月、日本企業としてアンソロピックと協業することで合意した。最先端のAIを導入すると同時に欠かせないのが人材育成。今後、最先端のAIを扱えるエンジニアを3万人育成していく方針。
