市川眞一氏に話を聞く。「日経平均の前年同月比と比べてみると比較的連動性があるが、基準は50になっている。景気が堅調な時でも50を下回っていることがあるので方向性をみるということではないか」などと話した。また、日銀の利上げについて「景気ウォッチャー調査指数をみるかぎりでは今回の利上げはベストなタイミングだったかどうかは色んな議論があると思う。その一方で円安の問題が色濃くあった。外国為替は財務省の専管事項であって日銀は責任も権限も持っていない。あのまま円安が進んでいればインフレが加速することによって経済に悪影響が及ぶ可能性があった、そうした中で景気なのか為替なのか二者択一の判断を迫られ中で今回は日銀としては円安を止めるということにウェイトを置いたのではないか」などと話した。