平松さんのドル円予想レンジは154.00円~155.00円。注目ポイントは「12月FOMCの行方をにらむ」。日銀・植田総裁の発言を受けて12月金融政策決定会合では追加利上げも選択肢とのみかたや、ウクライナ・ロシアの戦況緊迫化を警戒したリスク回避の動きも手伝い円買いが先行している。ドルはアメリカの経済指標を受け売り買いが交錯した。引き続き地政学的リスクの行方などを受けた米国際相場動向をにらむ展開になると思うとのこと。また「注目は12月FOMCでの追加利下げの行方」とし、FOMCの結果に影響する要因を最新の雇用統計・コアPCE価格指数・CPI・PPIをあげ、「インフレ鈍化の停滞や労働市場の底堅さが再確認されると利下げ観測が後退しドル買いが優勢になると予想する」などと話した。また「次期政権の政策待ちとなるが、ドルは引き続き上昇を予想している。来年前半までには1ドル160.00円の水準を試す展開を見込んでいる」などと話した。