金の店頭小売価格(田中貴金属工業)はきのう午後、1万9087円となった。価格を公表してきた1973年以降初めて1万9000円台にのった。市場関係者によると価格上昇の要因は、アメリカで利下げの観測が強まり、米国債から金に資産を移す動きが広がったとみている。今後伸び悩む可能性もあるという。エモリファンドマネジメント・江守代表は「世界的な債務の膨張。その結果として通貨の価値が下がってしまっている」などと指摘した。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.