日本と韓国の財務対話が7年ぶりに開かれ、通貨危機に陥った際にお互いに通貨を融通し合う「通貨スワップ協定」を8年ぶりに再開することで合意した。対話の中で鈴木財務大臣とチュ・ギョンホ経済副首相兼企画財政相は日韓スワップ協定について、100億ドル規模で再開することで合意した。韓国との通貨スワップ協定は2001年に始まったが、日韓関係悪化を受け、期限となっていた2015年に延長せず失効していた。岸田総理大臣と韓国のユン・ソンニョル大統領の間で日韓関係が改善する中で、経済分野での協力関係を強化する狙いがある。