水曜、パリパラリンピックが開幕。日本からは175人が出場し、金メダル第1号となったのは50m平泳ぎの鈴木孝幸。6大会連続出場で前回は銅メダルだったが、スタートから最後まで先頭を譲らず、自身の持つ日本記録を16年ぶりに更新、見事金メダルに輝いた。日本勢はこれまでに競泳や陸上競技で金銀銅合わせて6つのメダルを獲得している。あすはセーヌ川でトライアスロンが行われるが、心配なのはセーヌ川の汚染。五輪開幕前、パリ市長が泳いで安全性をアピールしたが、ドイツの選手はセーヌ川を泳いだ直後、インスタグラムに9回嘔吐し下痢状態、セーヌ川の水質は証明されたと投稿。米国の医療専門メディアは、パリで参加した選手の約10%が胃腸炎を発症したとしている。パリ市長は再び水着になって川を泳いだというが、米国メディアはパラリンピアンが汚染された川の水を無意識に口にした場合、五輪選手たちと同様に無事でいられるかはわからないとしている。選手たちはリスクの部分で限りなくグレーゾーンの局面に陥る可能性があるという。そんな心配の中、トライアスロンは日本時間あす午後3時過ぎに行われる。