きょう午前7時半ごろ、ドン・キホーテに整理券を求めて行列ができていた。客の目当ては2022年産の”古古米”。値段は5キロで2139円。用意されたのは約1400袋で、300人以上の客が開店と同時に集まっていた。そしてきょう、あすの販売に向け袋詰していたのはファミリーマートの備蓄米。1キロの小分けで販売するとして、税込み388円。あすから東京と大阪の一部店舗で販売開始、順次全国の店舗に展開していくとのこと。販売の開始から4日たつが、多くは都市部に集中している。また、江藤前農水相の競争入札で決まった備蓄米については、先週木曜日時点での東京での価格が5キロ3589円、また最安値は北海道で3215円。最高値は三重・静岡で4280円と西高東低の状況。専門家によると、備蓄米倉庫は東北や関東に多く西日本は輸送費がかさむとのこと。競争入札を小売店が取引キャンセルする事態も起きているため、小泉大臣は政府がそれを買い戻し、随意契約で改めて売り渡すのも選択肢だと述べたとのこと。今後のコメ価格については、専門家でも意見が二分しているという。